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●【しょうざん】特選染袋帯≪華夾纈≫「花菱文」≪幻想ムードに包まれて…。≫

   

 


 

 


◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末〜9月上旬以外)> ◆店長おすすめ着用年齢 20代〜40代 ◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルパーティーなど ◆あわせる着物 お洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織のお着物など 絹100% 長さ約4.45m(お仕立て上がり時) おすすめの帯芯:綿芯 太鼓柄 【しょうざん】 特選染袋帯・華夾纈染織の名門≪しょうざん≫より、 幽玄なる染め「華夾纈(はなきょうけち)」の特選袋帯をご紹介いたします。

くぐもったお色の濃淡に独特の意匠の美世界… ぜひとも一度お手元にてご覧いただきたく思います。

聖武天皇の宝物庫「正倉院」には、数多くの染色裂が残されております。

そのうち、その当時(天平時代)に創られた裂が、 「天平の三纈」と呼ばれるものでございます。

 絞り染めの「纐纈(こうけち)」。

 ろうけつ染めの「臈纈(ろうけち)」。

 そして板締めの「夾纈(きょうけち)」。

今回ご紹介のお品の技法の元となる「夾纈」は、 その技の難しさより現在ではほぼ用いられていない、幻の染め技です。

本品は本夾纈ではございませんが その夾纈の風合いに似せて染め上げたしょうざん独自の「花夾纈」と題される人気シリーズです・その一番の魅力は… なんといってもやはり、美しいまでのその、染めのやわらかさかと思います。

はっきりとお柄が現れる臈纈とは正反対に、 ふうわりと奥底から浮かび上がるかのように実に優しく、また左右対処の柄でしかできなかった夾纈よりも自由に柄が表現できるようになっています。

その工程は下記のとおりです。

 下絵:白生地に、青花で柄を描き写し彩色が出来るようにする。

 彩色:染料で柄に色をつける。

筆や刷毛を使い、濃淡暈しなどで味わいを表現。

 引染:刷毛で地色を染める。

柄のやわらかい感じを活かすため、ふちを暈す。

 仕上げ:純金箔・銀箔などで華やかさを出したり、顔料で色を起こす。

草花地紋が織りだされた絹地を薄墨色に染めあげ幽玄でやわらかな表情に 高貴なムードの菱文を描きあらわしました。

幻想的に、水に溶けた絵の具のようにも。

それでいて色調は軽やかに、詩のようなリズムを奏でて… 商品というよりも、≪藝術品≫。

かつて目にしたことのない、新鮮な感動を味わっていただけることでしょう。

お手元で末永く大切にしていただける方に… 心を込めて、お届けいたします。

袋帯のお仕立てはこちら (直接仕立て) 撥水加工をご要望の場合はこちら (ガード加工 帯) (パールトーン加工 袋帯) [文責:竹中 浩一] ▲ サブ画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。

  • 商品価格:308,000円
  • レビュー件数:0件
  • レビュー平均:0(5点満点)

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